恋愛なんてもうこりごりと思っている方へ

好きな人が出来て、好きな人も自分のことを好きになってくれて、二人が結ばれる。
好きな人と一緒にいられるだけで嬉しいし、好きな人が自分を好きでいてくれることが幸せで、好きな人と心が繋がっているから頑張れる。
頑張っている自分が、好きな人の頑張る力になれていることがまた頑張れる原動力になる。

 

そう考えると、恋愛って自分の廻りにプラスの輪が出来て、良いことばかり。

 

もちろん、恋愛や結婚に対する考え方や価値観は人それぞれなので、どんな恋愛をしたいのか、どんな恋愛の形が幸せなのかは他人と比べることは出来ません。

 

地球上に人類が誕生し、人間が途絶えることなく繋がってきたのは「恋愛」を誰もが求めてきたからかもしれません。
それだけ、恋愛、誰かを愛することって生きていく上での大きな幸せになるのですね。

 

しかし、幸せになるために、幸せになれると思って選んだ恋愛が、時には人を傷つけることがあります。

 

大好きで、愛して信じている彼が、自分だけを愛してくれていると思っていた彼が、別の女性と浮気をしていた…
こんな経験をお持ちの方は少なからず「恋愛なんてもうこりごり」と思ってしまう時期があります。

 

恋愛を「うんざり」とか「こりごり」なんて強く言い放っても、心のどこかでは求めています。
でも、傷ついた経験が「再び傷つくこと」を恐れて臆病にしてしまっているのです。

 

恋愛って「しよう」と思ってするものでも、出来るものでもありません。
気がついたら恋愛していた…。
なんの予防線も張らずに自分の気持ちをフリーにしている時に、魔が差すように入り込んでくるのが恋愛感情です。
しかし、傷ついて「再び傷つくこと」を恐れてしまっている方は、24時間自分の気持ちに予防線を張っています。

 

「浮気」「裏切り」を恐れる予防線。

 

「もう恋愛なんてこりごり」というのは「もう浮気なんてこりごり」であって、本当は恋愛したいのではありませんか?

 

人の心って不思議なもので、「もう浮気や裏切られない恋愛をしたい」と傷つくことに予防線を張っていると、傷つくことはある程度予防出来るものです。
でも、予防することに意識が集中してしまう余り、「しあわせ」を感じる意識が希薄になってしまうのです。
傷つかない代わりに、しあわせも少ない。

 

「恋愛なんてもうこりごり」
そう思っているあなたに質問します。

 

しあわせを強く感じることが出来ないまま、この先生きていきますか?
あなたがしたい恋愛は「傷つかない恋愛」ではなく「しあわせを感じる恋愛」なのではありませんか?

 

「傷つかないように」と願っている時、頭の中では傷つくシチュエーションをイメージしています。
以前傷ついた時のように、”また”裏切られる。”また”浮気されるイメージ。
「引き寄せの法則」って聞いたことがありますか?
人は心の中でイメージしていることを自然と引き寄せるというもの。
「傷つかないように」と願っていれば、傷つかない恋愛を引き寄せるかもしれない。
また裏切られるイメージをもっていると、本当にまた裏切られる恋愛を引き寄せるかもしれない。

 

勿論、これらはすべて「かもしれない」仮説にすぎません。
でも、例え仮説であっても、自分の人生に「しあわせじゃないこと」を引き寄せたくないですよね?
だとしたら、仮説から「しあわせ」を選択してみてはいかがですか?
それはとても簡単なこと。

 

「しあわせな恋愛をしている自分をイメージする」だけです。
浮気もしない。決して裏切らないパートナーと一緒にいる自分。
心から信頼出来、愛し合っている二人。

 

傷ついたのは、それだけあなたが本当に人を信じることが出来る心をもっているということ。
本当に人を愛せる心をもっているということ。

 

人を信じ、愛せる人は魅力的です。
その魅力を自ら閉ざしてしまっては勿体ない。
だって、その魅力があなたをしあわせにするのですから。

 

過去の恋愛や傷の痛みを忘れろとは言いません。
ただ、自分がしあわせになることをイメージしてみてください。

 

あなたの幸せは、あなたにしか作れないのですから。

 

幸せな恋愛を選べるあなたでありますように。