NOを言えるオンナになる

「恋人や結婚相手に求める条件」必ずあげられる「思いやりのある人」。
誰もが思いやりのない人より、思いやりのある人を選びたいと思うもの。

 

人間関係、特に恋愛において恋人とコミュニケーションをとっていくには、お互いを思いやる気持ちが大切です。
「思いやり」や「優しさ」って良く使われる言葉なのに、具体的に説明してと言われると難しいですね。

 

どんな言動が思いやりであって、思いやりでないのか…
目に見えない人の心の中にある”相手を思いやる気持ち”は、決して計ることが出来ません。

 

 

日本人は昔から我慢することを美徳としてきました。
人間関係に於いても、自分の気持ちを抑え我慢し、相手に合わせることが「思いやり」だと言う方もいます。
相手に「NO」ということが苦手な日本人。
あなたはいざという時、彼に「NO」ということができますか?

 

今までの恋愛経験を振り返ってみると、「あの時彼にNOと言っていたら…」と後悔することはありませんか?

 

もし、あの時NOが言えていたら…
喧嘩することはなかった。別れることはなかった。そして、都合のいい女にならなかったはず…。

 

好きな人に「NO」を言ってしまったら、彼に嫌われてしまう。優しい女じゃないと思われる。好きならいつでも彼に「YES」を言わなければ…
こんな考えがあなたのどこかにありませんか?

 

私自身は、恋人だからこそ「NO」と言える関係でないと続かないと思うのです。
そして他の誰かが「それは間違っているよ」と思いながら「YES」と答える場面があったとしたら、はっきりと「NO」と言ってくれる人に自分への愛情を感じます。

 

特に女性に多いのが、次の2つのケース

1.態度はNO

言葉では彼の意見に「YES」と言いながら、不満がたまっていくと言葉とは裏腹に明らかに不機嫌な態度をとるようになる。
態度に出さないにしても、なんどか繰り返すうちに「私が我慢していることくらい気がついてよ」なんて思ったりして。

 

こうなると、そのうち我慢は限界まで達して、いずれ爆発する時が来てしまいます。
彼はあなたのYESを信じて疑わなかっただけなのに、ある日突然爆発されたら訳がわからない。

 

我慢して我慢して、限界まで達して爆発して…
これを何度か繰り返していると、我慢している側もつらいかもしれませんが、爆発される方もつらいはず。
「だったらなんで最初からNOと言ってくれないの?」ってことになります。

 

こんな些細なズレが二人の関係を微妙にし、居心地悪いものにしてしまうかも。
YESと言いながらも爆発して喧嘩を繰り返す関係に嫌気がさして、はっきりNOと言ってくれる女性に目が向いてしまうかもしれませんよ。

 

 

2.自己を持つ魅力

もしあなたの彼が、あなたがすること成すこと全てに「YES」しか答えなかったとしたら、あなたは彼を「優しい人」だと思いますか?
逆に意見をされたら「この人は私のことを好きじゃない」と思いますか?

 

恐らく、全てをYESと言われていたら、そのうち「あなたには自分というものがないの?!」と彼を頼りなく感じるのではないでしょうか?
または、「本当にわかってる?」と彼のYESをうわっつらの返事として捉えるかも。

 

自分の考え(自己)を持たない相手に対して、人は無意識に支配的に扱えるようになっていきます。
どうせ言うことを聞いてくれるハズ。どうせ許してくれるハズ。どうせ何をしても惚れているハズ。

 

何をしても、どんな自分でもYESを言われると、YESが当たり前になるのです。

 

例えば、浮気をしても許してくれるのが当たり前…なんてことにも何兼ねませんよ。

 

 

「NO」が言えるというのは、決して思いやりがないことでありません。
あなた自身がどう考えているのかを伝えることは大切です。

 

伝えなければお互いに解りあえないのですから。
そのためには「NO」を我慢するのではなく、うまく「NO」と言える術を身につけてみてはいかがですか?

 

 

彼と長く続かない…彼が浮気ばかりする…
そんな恋愛関係にお悩みの方は、NOと言える女を目指してみてはいかがですか?