夫の浮気相手と対面する前に準備しておきたいこと

夫の浮気が発覚した時、妻であるあなたのショックは並大抵のものではないと思います。
行きずりの一度限りの関係であったとしてもショックですが、もっと厄介なのがある程度長期に渡って不倫をしていたケースです。

 

夫の浮気を知った時、平常心でいられないのが普通でしょう。
あまりのショックに落ち込みはするけれど、同時に怒りにも似た激情が湧き出る。
夫が浮気した時の妻というのは、怒りのぶつけ先が夫に向かう人と、浮気相手に向かう人がいるようです。

 

「浮気をした夫が悪い」とする人と「夫をたらしこんだ女が悪い」と思いこむ人がいます。

 

自分が気づかない間に、かなり前から不倫を続けていたというのは、完全なる裏切り行為。
もし私なら、相手の女性より夫に対する怒りがこみ上げてくると思います。
怒りというより悔しさ、情けなさという感情かもしれません。
夫婦間で妻以外の女性と関係を持つということは、最大の裏切り行為です。
そもそも夫にその欲望に似た気持ちがなければ、どんな女性と会っても不倫関係にはならなかったはず。
たまたまその女性と実行に至っただけであって、実行の動機は夫自身にあると考えるからです。

 

しかし、浮気を知った妻の中には、不倫相手と直接対決しようとする方もいます。
また、不倫相手の女性が強気な方の場合、妻に直接会いたいと申し出るケースもあるようです。

 

では、もしあなたが夫の不倫相手と会うことになったのならどうすればいいのでしょうか?
法的に認められた妻だとはいえ、不倫相手の女性と会うことには怖さもあるでしょう。

 

不倫相手と直接会うか会わないかはあなた自身が決めることだと思いますが、直接会わずに弁護士に依頼することもできます。

 

どちらにしても、あなたがすべき態度。
それは堂々と毅然としていること。

 

不倫の恋にどっぷりハマった彼女と夫は、不倫の世界にはまりこんでしまって、現実逃避しているのかもしれません。
どんなに相手がむちゃくちゃな事を言っていたとしても、とにかく堂々としていることです。

 

不倫をきっかけに夫との離婚を考えていたとしても、その女のせいで別れるなんて悔しいではないですか。
万が一離婚するとしても、決して夫がその女性の元に行かないようにしたいものです。

 

今現在、夫と彼女の関係が良好であるとしても、あなたと婚姻関係がある以上、二人の未来はあなたという存在を飛び越えることはできません。

 

もし、あなたが直接彼女と会うことになるなら、誓約書を書いてもらうことをおススメします。
二度と夫と会わないという誓約書。
法的には、不倫相手への慰謝料請求だってできます。
慰謝料の請求は、直接会った時に交渉することも出来ますが内容証明郵便で請求することによって法的に証明することが出来るものとなります。
浮気をされた傷は心であって、お金で解決できるものではありませんが、浮気相手に対する心理的な圧力にはなると思います。

 

しかし、夫との関係がうまくいっていて、あなたより夫からの愛を受け取っていると思っている女性であれば、「別れてください」と直談判することだって考えられます。
こんな時は、自分だけで戦わず専門家である弁護士に依頼するのも方法です。

 

どちらにしても、あなたは法的に認められた妻という立場。
浮気相手の女性から見たら、妻という立場は手に入れたくても叶わない立場。
強気にいってください。

 

離婚するにしても、復縁するにしても、堂々としていること。
あなたが浮気相手と対面する前にするべきことのもっとも大切なことは、腹を据えることかもしれませんね。