妊娠中の夫の浮気
女性にとって一番精神を安定させたい妊娠中。
この大事な時期に旦那さんの浮気に悩む女性は少なくありません。
妊娠中は、妊娠した喜びもありますが、出産する期待や不安、更にはつわりなどがあり、不安定な精神状態に陥りやすい時期。
女性にとって一番頼りにしたい時期に夫が浮気していたなんてことが発覚したら…
妻にとって、そのショックたるや言葉では言い表せないですよね？
一般的に「妊娠中に夫が浮気した」と聞くと、「妻が妊娠中だから夫婦生活が持てなくて欲求不満だったんだろう」なんて言われます。
事実、その妻も「自分が普通に夫婦生活の相手が出来ないから」と浮気理由を考えるでしょう。そして「私がこんなに大変な思いをしている時に、どうしてそんなことが出来るの？」と夫に対する怒りがこみ上げてくるでしょう。
妻の妊娠中に浮気をするという話は、よく聞く話ですが、妻が妊娠している男性全てが浮気をするわけではありません。
では、何故浮気するのか？
ここでは、その理由に迫ってみたいと思います。
妻の妊娠で浮気に走る理由
私個人の意見ですが、妻の妊娠中に浮気をする夫は、妻が妊娠しなくてもいつか浮気をしていたのではないかと思います。
たまたまタイミングが妊娠中だっただけであって、彼の中には「浮気願望」があったのだと思います。
・性的な欲求不満？
妊娠する前に比べて夫婦生活の回数が減る、ロマンティックな雰囲気がなくなる…などから、妊婦の夫は性的な欲求不満になると思われますが、果たして本当にそうなのでしょうか？
夫婦が夫婦として成り立っているのは、何も夫婦生活の有無だけではありません。
妻が妊娠した時に我慢しなければならないことは他にもたくさんあります。
例えばアウトドアで遊ぶこと。お酒を飲むこと…。
それら全てを「我慢」という捉え方をしているのであれば、うっぷんがたまって外に求めてしまうかもしれません。
・母性と父性
妊娠した女性というのは、自分の体の中に子供が宿っているわけですから、子供の親としての自覚や母性は自然と湧き出てきます。
しかし、男性がもつ父性は女性の母性とは異なります。
目の前に「あなたの子供だよ」と赤ちゃんを見ることが出来なければ、父親としての自覚が持てないままの男性は少なくありません。
親としての自覚が持てなければ、それだけ「我慢している」という意識も高くなります。
妻がどんどん母親としての準備をしている姿を見て、自分だけ放っておかれているような疎外感を感じる男性もいます。
妊娠している妻からしたら、自分の体や生まれてくる子供のことだけで精いっぱいなのに「旦那のことまで気にしていられない」と思うかもしれませんが、男性によってはそれが体だけでなく心も離れてしまうきっかけになることがあります。
・一緒に親になる
夫は常に妻や子供に「必要とされたい」もの。
これは何も男性に限ったことではありません。
誰だって自分が必要とされたいはず。
子供が生まれる準備や育児についての知識は、女性だけがすればいいものではありません。
女性は男性よりも細かな点に気がつくので、育児の準備や心構えを一人でさっさとこなしてしまう方も多いでしょう。
また、つわりがひどいなどの体調がすぐれない時にも、家事はこなさなければなりません。
いい時はぱっぱとこなせても、体調が悪かったり、気分がすぐれない時には
「どうして私ばかり」と思ってしまうのが人間です。
ここで、「やって」とお願いできればいいのですが、明らかに不機嫌な態度で過ごす毎日では家庭内が落ち着く空間ではなくなってしまいます。
家事や育児のこと、全てを一人で抱えず一緒に準備をし、勉強をし、親になればいいのです。
女性が一歩先を進まず、共に歩むことを心がけたら、自然と夫にお願いしたり、甘えることも出来るはずです。
仕事で疲れているとはいえ、ぎすぎすした空気より「お願い」と素直に頼まれたほうが「必要とされている自分」を見出せます。
それは妊娠中の浮気防止に繋がること間違いなしです。
親として
これから親としての顔を持つ夫と妻。
自我だけで様々なことを選択出来ていたこれまでとは違ってきます。
子供を授かったことで出来なくなったことは「我慢」ではなく「無意識」でありたいですね。
「我慢させられている」のではなくただただ、それが自然だと売れ入れる。
その為には、互いが素直に求め合うことが大切です。
ここまで読んでいかがでしたか？
これから親になる方たちの浮気防止の参考にしていただけたら嬉しいです。