都合の良い女になってしまう人の特徴

時々「よくわからない恋愛」を繰り返す女性がいます。
「彼氏?」
「うーん…よくわからない」

 

彼と恋愛関係(肉体関係含む)にある。
だけど、彼から「付き合って」とはっきり言われたわけではないし、「好きだよ」「愛している」とも言われた記憶がない。

 

だけど、不意に彼からデートの誘いがあると会っている。
私は恋人なのかな? それとも都合の良い女?

 

彼女たちの中には「曖昧でいいや」と、その関係性に疑問も不満も持たない方もいますが、多くの女性は「私って彼にとって何?」と不安を抱えています。

 

そして彼と会う回数が増えれば増えるほど、彼に対する好きという気持ちが、強くなればなるほど…不安も強く感じるようになります。

 

 

不安をひも解く

「彼にとって私は何なの?」→彼にとって私は大切な存在なの?
「もしかしたら都合の良い女?」→本気でではなく、一時的な遊び相手なのかな?

 

もっとダイレクトに言葉にすれば、こんな感じ。
「私は彼にとって大切な存在ではないし、愛されている気がしない。いつか終わる関係」

 

彼女たちは、何故そんな気がするのでしょうか?

 

もしかしたら、彼の態度に怪しさを垣間見るのかもしれません。
それとも女の勘が働いているのかもしれません。

 

そして、会う度に不安でびくびくしているのではないでしょうか?
「いつか終わりが来てしまう」ことばかり予測して。

 

 

決して追求しない共通点

交際しているカップルの場合、彼に怪しい言動があれば直接彼に確認するのではないでしょうか?
一般的に「都合の良い女」と言われてしまう女性の特徴の一つに「決して彼を追求しない」という共通点があります。

 

彼に不信感、不安感を抱くのに、素直に彼にそれを伝えることはしません。
じっと一人でその不安を抱え込んでいます。
彼に聞いて、本当のことを聞くのが怖い。だから聞かないで不安を抱えています。

 

 

不安が大きくなると八方美人になる?

不安が大きくなればなるほど、彼に嫌われたくないという思いが強くなります。
自分の心に芽生えた不安を隠して、彼と会う時は彼に合わせる。

 

「都合の良い女」になる女性のもう一つの特徴が、八方美人なこと。
誰からも嫌われないよう、いい人だと思われるよう、自分自身をひた隠しに隠して相手に合わせます。

 

隠すのは、不安などのネガティブな気持ちだけではありません。
「大好き」「愛してる」「楽しい」「嬉しい」…などのポジティブな心も隠してしまいます。

 

 

自己判断

そもそも、「彼は私のこと本気でない(かもしれない)」という気持ちは、彼女の中で湧き出た不安。
でも、あたかもその不安が現実であるかのように頑なに信じている。
それが現実です。

 

ここまでで思い当たる節のある方は、自らが「都合の良い女」にしてしまっているのかもしれません。

 

もし、あなたが逆の立場だったらと考えてみてください。

 

 

本心をひた隠す人を愛せますか?

大好きでたまらない彼と恋人同士になって、交際がスタートした。
楽しくてたまらないウキウキの時間が過ぎて、お互いのことを少しずつ冷静に見ることができるようになると、彼に対する「違和感」を感じはじめます。

 

いつも彼は私に合わせてばかり…。何を考えているのかわからない…。

 

本当に私のこと好きなのかな?彼といてもなんかつまらない。ま、いっか。適当につきあっていれば…。
そう感じ始める方は多いのではないでしょうか?

 

 

自分の中にある原因

無意識かもしれませんが「都合の良い女」は、殆どが「私は都合の良い女にふさわしい」という意識からやってきます。

 

本当は愛されたいのに「愛されるはずがない」という自己否定の気持ちが原因です。

 

愛されるはずがない。→でも愛されたい→だったらいい子でいなければならない。→相手に合わせる。自分の気持ちは押し殺す。→彼からはあなたが掴みどころがない人に見えてくる。→本気がぶれてくる。→結果として都合の良い女になる。

 

こんな構図が成り立ちます。

 

 

愛される自分をイメージする

自分は他人から愛される価値があると認めてあげることが、都合のいい女から脱却する唯一の方法と言えるかもしれません。

 

これまで愛される自分がイメージできなかったのは、育った環境や過去の恋愛経験の影響があるかもしれません。

 

 

でも、過去は頭から切り捨てましょう。
恋愛はいつだってゼロからスタートなのです。

 

今までの誰かが愛してくれなかったからといって、今、これから出会う人たちが全て同じだと決めつけないでください。

 

今、ここから「私は愛される価値がある女」と強く思ってください。
都合のいい女にふさわしくない女になるために。