浮気肯定論VS否定論
女性の浮気に関して世論は厳しいもの。
かつてのアイドルが既婚者であるのにも関わらず、別の男性と浮気したスキャンダルは「印象が悪い」と叩かれています。
それに比べて男性の浮気にはそこまで厳しくない気がします。
これは現代に限らず、昔からの流れ。
男性の浮気に関連することわざをいくつかご紹介しますね。
「オンナ遊びは芸の肥やし」
主に歌舞伎役者に使われている言葉ですが、頭で覚えた知識より、実際にオンナ遊びを体験して得た恋愛経験が、役者として(女形を演じる時に)リアリティある演技が出来るようになるというもの。
リアルな体験が迫真の演技に結びつくため、芸の肥やし、つまりは演技の肥料となって演技力を育てるという意味があります。
「頭禿げても浮気はやまぬ」
人間は頭が禿げる程歳をとっても、色気があるもの。
だから一度覚えてしまった浮気という快楽は、なかなか収まらないという意味があります。
こんなことわざがあるように、「男の浮気は仕方がない」という流れは、今の時代でも人によっては残っています。
現に「浮気の何がいけない」と、堂々と浮気を肯定する男性だっているくらいです。
そして、それは男性に限ったことでもありません。
ここでは、浮気の肯定・否定についてお話していこうと思います。
浮気肯定論
浮気を肯定論の主な意見
- 浮気することによってマンネリ化を防ぐことが出来、本命との関係が長続きする。
- 浮気はダメと世論が動いても、世の中から浮気がなくならないのは、浮気を肯定している人が多いからだ。
- いつまでも色気を失わないためには浮気は必要
- いつまでも異性から男(女)として見てもらいたい
- バレなければ悪いことではない
- 浮気が悪いのではなく、浮気を隠すことが悪いだけ。パートナー公認であれば問題ない。
- 男性が浮気をするのは仕方がないこと
浮気否定論
- 浮気否定論の主な意見
- 浮気された側の気持ちを考えたらいけないこと。人を傷つけることになる。
- 肉体関係=子孫を残すということ。子孫を残してもいいと思える相手が本命であって、それ以外の人と肉体関係を持つ必要はない。
- 浮気でつねに新鮮な相手を見つけること自体が単なるわがまま。
- 人には理性というものがあるはず。本気の相手がいるなら理性で抑えるべき。
浮気については肯定論、否定論以外に条件付き肯定論というのもあります。
条件付き肯定論
- カップルが同じ価値観で浮気を肯定する者同士であればいいと思う。
- 本気にならない(遊びだと割り切る)のであればいい
- 浮気したことを墓場まで持っている覚悟があるならいい(相手を傷つけない)
- 最悪の事態(浮気相手の妊娠、本命からの別れ)を想定しても浮気をするなら仕方がない
「浮気」
気持ちがふわふわと浮いてしまうのは、人間として仕方がないことなのか。
それとも理性で抑えるべきことなのか…
浮気肯定論、否定論は難しいものですね。
恐らくどちらが正しいも、どちらが間違えているもないのかもしれません。
一夫多妻制や、妾を囲うなど、男性が複数の女性と持つ関係は歴史的にも数多くあります。
ただ、私が思うのは、それと現代の浮気とは異なる気がします。
なぜなら、一夫多妻制にしても、妾にしても、彼等は彼女たちの生活全てを担ってきたのですから。
あなたは浮気をどう考えますか?