浮気願望が芽生えた時の対処方法

特定のパートナー(恋人や配偶者)がいるのに、浮気心が出てしまうことってありますか?

 

今のパートナーと出会った時には「この人が運命の人だ」と思ってカップルになったはずなのに、新たな運命の人が登場してしまった…なんてこと、経験されている方も少なくないのではないでしょうか。

 

 

懲りもせず、何度も何度も浮気を繰り返す人は「浮気症」と呼ばれています。
ある意味、浮気は病気で治らないよという皮肉めいた意味を込めて。

 

 

でも、浮気をする人は、例え浮気症の人であっても「(浮気相手が)誰でも言い訳ではない」はずです。
ルックスやスタイル、話が合う、人間性…
何かが心を動かしたのです。

 

 

心が動く理由

一般的に心が動くのは、何かに感動した時、そしてもう一つは「自分に足りないものを見つけた時」。
パートナーの元にしっかりと定着していた心が浮ついて、浮気心が芽生えてしまう時、あなたの心にその理由があるのかもしれません。

 

浮気したくなる時、恐らく「足りないもの」を抱えています。
それは自覚出来ているかもしれないし、全く無意識かもしれない。
でも、余程女好き・男好きの”重度の浮気症”の方で無い限り、何か物足りなさを感じています。

 

今の恋愛に満足出来ていない。
今のパートナーに満足出来ていない。
そして、今のパートナーといる自分に満足出来ていないのかもしれません。

 

 

確認のための浮気

この場合、浮気をすることで次のようなことを無意識に確認しています。

 

・今のパートナーで本当にいいのか。自分にふさわしい相手なのか。
・自分は愛され、必要とされる存在なのか。
・好きな自分を思い出し、本当の自分を体感したい

 

自分に足りていないものを浮気をすることで確認できます。

 

 

足りないものは埋められない

しかし、物足りなさから行動してしまう浮気は、たとえ浮気をしても、あくまでも楽しいのは一時的で終わります。

 

足りないものは、浮気では埋められないのです。

 

だって本当は、パートナーとの関係に於いて満たされたい願望があるのですから。
でも、それがどうにも叶わないから外に目を向けてしまう。

 

ある意味、浮気願望が芽生えた時というのは、自分自身を見直す時期。
そして、パートナーとの関係を見直す時なのかもしれません。

 

浮気に走る前に、今自分はどんな不満を抱えているのか。
その不満は何が原因なのか。
パートナーとこれからどうなりたいのか。

 

これらを見つめ直してみる。

 

すると、問題は二人の間に留まります。本質である自分自身のこと、二人の関係に的が絞れます。

 

その肝心な本質と向き合いたくなくて、外に目を向け浮気をしてしまうと、何も解決できないだけでなく、より問題を複雑化してしまいます。

 

浮気心が芽生えたら、それはじっくり自分と話合う時間を持つ。
それが出来たら二人の関係を見直す。

 

そして、パートナーとの間で不足を補えるように努力する。話合う。
場合によっては別れる決断を下す方もいるかもしれませんが、それはそれで新たな自分のスタートです。

 

 

浮気心が芽生えた時こそ、もしかしたらパートナーとの関係がより深まるチャンスなのかもしれませんよ。
そして何より、新しい自分に生まれ変わるチャンスかも。