浮気の裏に隠れた心理

浮気の裏に隠れた心理

 

女性のあなたに質問します。
あなたは「男性が浮気をするのは当たり前」もしくは「仕方がない」と思っていますか?

 

答えは人それぞれだと思います。
自分の父親が浮気症で、母親を散々浮気で泣かせてきた姿を見て育つ。
過去の恋愛で彼に浮気をされた。
このようなこれまでの「経験」や「見てきた世界」によって意見は変わってくるでしょう。

 

「浮気はするもの、しないもの」について語っても、様々な意見があるので中々一つの答えを導くのは難しいでしょう。

 

では、何故浮気をするのか?
浮気という行動に掻き立てるには、何か訳があるはず。
今回は、浮気の裏に隠された心理を探ってみたいと思います。

 

足りない心

浮気に走る心理の中には「足りていない心」があります。
これは、本人すら気がついていないことが少なくありません。

 

1.愛される自分

自覚があるかないかは別として、「自分は他人から愛される存在」だと認められない人がいます。
こんな方は「私が他人から愛されるはずがない」という自己評価を持っています。

 

これは、育った環境、特に両親との関係に大きく影響されます。
他には、過去の恋愛でパートナーが強烈な裏切りを受けたなどの傷を抱えた人など。

 

「自分は人から愛されるはずがない」という深層心理があると、例え恋人が出来ても、例え今の関係がうまくいっていたとしても、「この幸せがずっと続くはずがない」と思っています。そして、「いつかパートナーは私の元から去ってしまう」という不安を抱えているのです。

 

その不安は、「いついなくなっても平気な自分」を育てる心理が働きます。
パートナーがいなくなっても平気な自分でいれば、傷つくことがないからです。

 

 

「愛される自分」をイメージ出来ない人は、自分が本気で愛することにも臆病になります。
本気になっても、いつか離れられたら傷つくことがわかっているから不安で仕方がないのです。

 

 

その為、どんな女性にも本気にならないように自分の気持ちをセーブしたり、本命の女性がいても別の女性と浮気して、自分の居場所をキープするといった行動をとりがち。

 

本当は愛されたくて仕方がないのに、「愛されるはずがない」と自分を評価してしまっていることが「本気」を陰らせます。

 

このタイプの男性は、パートナーとなった女性が「どれだけあなたのことが大切で好きか」を繰り返し伝えてあげる必要があります。

 

何度か伝えたところで「いや、そんなはずはない」と自己否定を繰り返すと思いますが、それでもひるまず伝え続けることで「愛される自分」を認められるようになるかもしれません。

 

「愛される自分」をイメージ出来た時、彼の浮気はなくなるかもしれませんよ。

 

 

2.現在のパートナーへの不満

本命の彼女や妻がいるのに、別の女性に浮気をする男性の中には、現在のパートナーへの不満が浮気に走らせる原因となっている人が少なくありません。

 

パートナーとの関係で満たされていれば、常にお腹いっぱいで穏やかな気持ちで過ごせます。
そもそもパートナーとなった時から、その幸せな状態を望んでいますよね。
しかし、二人の間がぎくしゃくしたり、特に喧嘩やもめごとはなくても、物足りなさを感じていれば不足を感じ、次第にそれは不満に変わっていきます。

 

不満を感じた場合、パートナーと話し合える関係ならいいのですが、そうでない場合どうすると思いますか?

 

多くの方はパートナーでは埋められないものを別の人に求めます。
もっと愛して欲しい
もっとワクワクしたい。
もっとほっとしたい。

 

パートナーとの間に望むこんな気持ちが満たされていない時に、自分を好きだと言ってくれる女性が現れたら? 会うだけでドキドキ、ワクワクする女性が現れたら? 一緒にいるとホっとする女性が現れたら?
悪いことだとは思っても、気持ちが動いてしまう男性は多いのではないでしょうか。

 

人間、男女問わず誰もがそれほど強くはありません。

 

寂しい時、足りないものを埋めてくれる場所があれば、ついついそこに行きたくなります。

 

どちらにしても浮気をする心理の奥底には「愛されたい」という強い思いがあるのかもしれませんね。