居心地のよい二人の距離が浮気心をなくす

一緒にいる時間か長くなればなるほど、二人の距離感が微妙に変わってきます。

 

恋人の彼と、結婚した夫との距離感を普段意識していますか?
一般的に二人の距離が近くなればなるほど、喧嘩の回数は増えていきます。

 

二人で過ごす時間が「しあわせ」だったはずなのに、いつからか二人の時間は過ごせて「当たり前」になり、感謝を忘れてしまいがちに。

 

そうなると、ちょっとしたことでも喧嘩になってしまうものです。
「彼はきっとわかってくれる」が、「わかってくれて当たり前」の存在になっているからです。

 

これは、彼との間の「距離感」を詰め過ぎていることが原因です。
近すぎて、近くにいてくれることに感謝を忘れてしまっているのです。

 

 

特に未婚の恋人同士の場合、彼のことが大好きでたまらないという女性程、彼と密になろうとします。
しかし、あまりにも彼との距離を密に詰め過ぎると、次第に彼だけでなく、おたがいに窮屈に感じてくるものです。

 

 

なるべく多くの時間を彼と過ごす。
なるべく彼と接触する触れ合える時間を多くつくる。
そうするのは、彼との心の距離を縮めたいという「愛する」気持ちから。

 

なのに、もしかしたらその行動事態が彼との心の距離を離してしまうこともあるのです。

 

男性は、彼女や妻との時間に窮屈さを感じると、他の女性に目を向けやすくなります。
つまり、適度な距離感を保つことが浮気防止に繋がるのです。

 

 

傷つけない距離

人間の心というのは目に見えません。
カタチがないので計ることも出来ません。
でも、ちょっとイメージしてみてください。

 

心にはカタチがあり、目の前に存在しています。
カタチは星型にしてみましょう。
二つの星を密接にくっつけてみます。

 

星のカタチは出っ張りがあり、近すぎると相手が自分の行く手を遮るので邪魔に感じるでしょう。それにぶつかって傷つけてしまう可能性だってあります。

 

 

しかし、ぶつからない程度に離れた距離にいれば、邪魔にならないし、傷つけることもありません。

 

これが理想的な心の距離なのです。

 

見えないから「もっと近くに」と近づき過ぎてしまって、お互いが邪魔でうっとおしさを感じたり、傷つけあったりしてしまうのです。

 

 

仲良し老夫婦に学べ

時々、仲のよい老夫婦を見かけます。
おとしよりが手をつないで散歩をしている姿をみたりすると、心がなごみますよね。

 

ご主人が趣味などに没頭し、勝手気ままなことをしても、気にも留めずに好きにさせている奥さん。

 

まぁ、もちろんこれは生活を侵さない程度にやっているからなのですが、恐らく奥さまはご主人の性格も、考えもある程度わかっているのです。

 

それは、これまで二人で超えて来た時間、歴史があるからだと思うかもしれません。

 

 

確かにそれもあります。
付き合って、結婚して数年のカップルに比べたら、何十年も共に生きてきた老夫婦は歴史が違います。

 

でも、歴史だけではないのです。
年老いても仲むつまじく暮らしているご夫婦というのは「適度な距離感」を保っているのです。

 

適度な距離感を測る目安があります。
それは、「彼のことを冷静に見る自分がいるか」ということ。

 

 

程良い距離感は、視野を狭めません。
メガネを曇らせることもなく、冷静に彼を見ることができます。

 

お互いに冷静に相手を見ることが出来るので、多少のことは気にならないし、大目に見ることが出来るようになります。だから無駄な喧嘩はしなくなる。

 

 

適度な距離感は、感情的になることも少なくなり、腹も立たないし、優しさをもって相手と接触することができます。

 

 

近すぎず、離れすぎない距離感。
この適度な距離感を保つことが出来る相手って、簡単にはいません。

 

 

だからこそ、あなたが彼と「適度な距離感」を保つことが出来たら、その心地よさ、程良い距離感は他の誰にも代わることができない、あなたでないとダメな空間になります。

 

これこそが彼の目を他の女性に向けない最強の防衛策になるのではないでしょうか。

 

 

いかがですか?
二人の間にまたがる「適度な距離」を計ることはできません。
だからこそ、難しい。

 

彼と一緒の時間を過ごし、様々な経験をする中で、「適度な距離感」をみつけてみてくださいね。