浮気と本気の違い

恋愛において、いつも見極めが難しいのがパートナーが「本気」なのかどうか。
女性にとっては浮気の相手にされるなんて軽く安い女の気がしてプライドが傷つく。
だけど、見極められない浮気と本気。

 

ちょっと話はずれますが、「恋愛」って二つの字を使っています。
「恋」と「愛」。
この二つの字には違う意味があります。

 

「恋」という字をよく見ると、「心」という字が下にあります。
後付けでつけられた意味かもしれませんが、いわゆる「下心」をもって相手に興味を抱くのが「恋」

 

対して「愛」とは「心」がど真ん中に位置しています。
つまり「真心」で相手を慕う気持ち。

 

浮気や不倫も「恋愛」にあることには変わりません。

 

「恋愛」である限り、「恋」にも「愛」にも成り得るということ。
下心を満たすだけの浮気なのか、真心を持っている本気の愛なのか…それを見分けるのは、本人ですらわからない時期があるくらい微妙なものです。

 

一般的に「浮気」の原因には次のような理由が考えられます。

 

浮気の主な原因

1.パートナーとの関係がしっくりきていない。
2.仕事や職場の人間関係でストレスがたまっていて、そのストレスをパートナーに吐き出せない(甘えられない)

 

パートナーでは満たすことが出来ない欲求を浮気で「解消」=埋め合わせしようとしていることが浮気に走る理由だとされています。
つまり、もし万が一浮気相手がそれを「満たしてくれる」相手だったとしたら?
下心だけだった「恋」が、真心をもつ「愛」に変わる可能性は、誰にだってあるということ。

 

 

「浮気」の場合は、下心がメインなので、浮気相手と会って自分の欲求を満たせばそれで気が済みます。
必要以上に相手の欲求に応えようともしないし、相手に心地よさを与えようと尽すこともしません。
身体や心のモヤモヤした不満を解消出来ればそれでいいのです。

 

 

「浮気」である場合、いわゆる自分都合の自分勝手に行動出来るので、連絡もマメにとりません。
自分が「会いたい」と思えば連絡するけれど、浮気相手の都合がつかなくてもさほど残念がることはありません。

 

また、浮気相手からの連絡が入っても、気が向かない時には出ないし、折り返し連絡することもありません。
浮気相手が本気の場合、この一方的な我儘ぶりに振り回されることになりますよね。

 

浮気はあくまでも欲求を満たすことが目的なのです。
言葉でああだこうだとキレイ事を並べても、モヤモヤした気持ちを紛らわせる相手が欲しいだけ。

 

 

しかし、「本気」になるとどうなるでしょうか?
自分都合で考えていた浮気と違って、本気になると「相手都合」に配慮するようになります。

 

相手に嫌われたくない、好かれたい、相手を心地よくしたい。
それが自分を満たすことに繋がります。

 

そのため、「もっと一緒にいたい」「声を聞きたい」「会いたい」「ふれていたい」など身体や心の欲求を満たすだけでなく、相手の人そのものを求めるようになります。

 

こうなった時には「本気」です。
心がど真ん中に来て、真正面から相手を見つめている「愛」に変わっています。

 

今、パートナーに対する自分の気持ちがわからないと言う方、パートナーの自分に対する気持ちがわからない方、もしくは自分のパートナーが浮気をしていて悩んでいる方は、「恋」なのか「愛」なのかを見極めることで「浮気」か「本気」かが見当つくのかもしれません。

 

その人に会いたいですか?
それともあなたの求めるものが欲しいだけですか?