浮気相手が妊娠してしまった

浮気相手が妊娠してしまった

 

夫が浮気をしていた…
それたけでもショックなのに、浮気相手の女性が妊娠していたと知ったら、妻の衝撃は計り知れないくらい大きなものでしょうね。
夫に対しての怒りと悔しさ・情けなさにプラスして、浮気相手に対する感情も相当に複雑なものになるはずです。

 

怒り狂って二人に思いのすべてをぶちまけたい!!感情的になってしまう気持ちもわかります。
しかし、ここで感情的になるのはリスクが大きくなるばかり。

 

難しいかもしれませんが、ここは冷静になってきちんと話し合いが出来る状態に自分自身を制することがやるべきことの第一歩です。

 

夫と話し合わなければいけないことはたくさんあります。

 

これからの夫婦関係はどうするのか。
続けるにしてもどうやって気持ちを整理していくのか。
離婚するとしたらその後夫は浮気相手の女性と家庭を持つのか。
浮気相手が妊娠した子供はどうするのか。

 

いくら浮気でも妊娠したということは「命」が宿ったということ。
もし、妻であるあなたに子供がいなかったとしたら、女として堪えようのない悲しみや悔しさがあるでしょう。

 

夫婦関係を続ける、別れる。
夫婦が離婚するとしても、浮気相手の元に行くと知ったら耐えられない苦しみが襲ってくるでしょう。
不倫相手と別れるにしても子供をどうするのか。
出産するとなれば出産費用から認知するのかしないのか、養育費、生活費等

 

お金も絡んでくる話なので、一つ一つきちんと話し合う必要がありますが、話し合うには冷静でなければなりません。
一般的に夫が浮気をした場合、浮気相手の女性に慰謝料を請求することができます。
しかし、相手か妊娠している場合で出産するとなると、出産や育児で生活や収入が制限されます。
そのため、いくら慰謝料請求をしても「支払い能力なし」とみなされて却下されることが多いのです。

 

相手が妊娠している以上、話し合いにあまり時間はかけられません。
お腹の中て日々赤ちゃんは成長しているのです。
仮に中絶するとしても、時間には制限があります。

 

このような浮気相手が妊娠してしまったケースでは、鍵となるのは男性の気持ちです。
「妻と離婚して浮気相手と結婚して子供を産んで家庭を作る」
この決断が出来るかどうか…それが分かれ目になるでしょう。

 

相手の女性が出産する気がない場合にも、手術するには男性の署名が必要です。

 

このケースの場合、問題は他にもあります。
それは女性の親族、ご両親です。

 

娘が不倫をして妊娠したということを知れば、黙ってはいないでしょう。
そうなると、事態はおおごとになり、場合によっては男性側の会社にも知れ渡ることになるかもしれません。
仕事も失い、家庭も崩壊、浮気相手とも別れ「全てを失った」という男性は少なくありません。

 

妻であるあなたがすべきことは、「自分はどうしたいのか」ということをしっかり見極めることです。
彼と離婚をしないにしても、一度浮気で別の女性を妊娠させたという事実は消えません。
忘れようにも一生忘れられない出来ごとになるでしょう。
更には彼に対する信頼も失い、そこから修復するのはかなりのパワーが必要です。

 

このケースは男性の意思によって物事が進むことが多いとはいえ、あなた自身も意思をしっかり固めていきましょう。