社内恋愛の浮気

彼の浮気相手が彼の職場の女性だった…
私の知り合いに、彼に浮気された女性がそうでした。
浮気相手の女性は彼と同じ職場で、彼の仕事をサポートする立場の女性。

 

確かに、職場にいる時間って一日のうちで一番長い時間。
毎日顔を合わせるのが同僚です。
仕事が絡んでいるので、恋愛には発展しづらいと思いきや、男と女しかいないのですから
やはりそこには恋愛感情が発生することもあるでしょう。

 

そもそも、男性が浮気に走る原因の一つに「家庭に自分の居場所がないと感じる」というのがあります。
日常過ごす場所は家庭か職場が殆どです。
家庭に居場所がないと感じた場合、男の人は仕事の成功で自分の存在価値を求める人が多いのかもしれません。
そんな時に自分を尊敬して慕ってくれる女性が現れたら、居心地の良さと癒しを感じてしまうかもしれません。

 

実は、プライドが高く、仕事が出来る男性ほど、自分を誉めたたえ、尊敬してほしいという欲求が強いのです。
それだけに、尊敬し、慕ってくれる女性が現れた時、心は動かされるでしょう。

 

一度恋愛感情を抱いてしまうと、社内恋愛というのは厄介です。
毎日顔を合わせることが出来るため、日中の時間帯にデートの約束も出来ます。
つまり、バレる可能性が少ないということ。

 

仕事を通した関係というのは、ある意味「同士」のような連帯感もあり、仕事の内容を知っている女性だとしたら「よき理解者」だと感じてしまうでしょう。

 

そうは言っても、浮気されたあなたにとっては許せることではありません。

 

あなたに浮気がばれて、彼が職場の女性と別れたとしても、彼と彼女は毎日顔を合わせることには変わりがないのです。
「別れたから安心」とは中々慣れないのが職場での浮気。

 

ではどうするか?

 

既婚者なら

 

あなたが既婚者なのであれば、夫である彼の浮気を会社に訴えることができます。
「社内恋愛」「社内結婚」はよく聞く話ですが、実は「社内恋愛禁止」を社則で律している会社は少なくありません。
ましてや「社内不倫」だと解ったら、会社はそれ相応の処罰を下します。
どちらかが異動または転職する事態にもなり得ることです。

 

彼が異動、転職するとなると、妻であるあなたの生活にも勿論影響があります。
もしあなたが彼の会社に訴えるとしたら、それまでに「これから自分はどうしたいのか」「彼とこれから先どうするのか」をきちんと明確に決めておいたほうがいいと思います。

 

もし、離婚をすることを決めているとしたら、彼が無職になってしまっては慰謝料請求などに不利ですからね。
もし離婚せず、これからも彼と共にいると決めたのであれば、全てを受け止める覚悟が必要でしょう。

 

離婚するにしても、しないにしても、どちらにも高い壁があります。
彼と一緒に超えるのか、超えないのか、どちらもあなた自身に覚悟が必要です。

 

浮気という一件は、これからの自分の生き方を見直す時期なのかもしれません。
浮気をマイナスに受け止めるだけでなく、いろんな想いをした分、これからの人生にプラスに役立てるくらいの気持ちで乗り切ってほしいとおもいます。