モテるを気取る男性心理

女性の私から見ると、モテる男性が「俺はモテる」と自慢話をする人を見たことがありません。
しかし、いますよね?
「俺は女にもてる」と自分がどれだけモテるのかを自慢したがる男性って。
「モテモテで困っちゃうよ~」なんて気取って言っている人がいますが、困ったようには見えません。むしろその逆。喜んでいるように見えます。

 

そもそも「(異性から)モテる」と言っても、モテ方にも色々ありますよね?
一人の女性から愛され続けられることも「モテる」と言えるし、次々と複数の女性を落とせる、交際女性の数が多いことも「モテる」と言います。

 

モテることを気取って自慢したがるのは、明らかに後者のモテ男子が圧倒的に多いのではないでしょうか?

 

何故彼等はモテることを自慢したいのか?
その心理を探ってみたいと思います。

 

男の願望?!

 

男性の自慢話しにはどんなものがあるか考えてみると…
仕事での地位や立場。持っている家や車。そして女。
飲み屋のおねぇちゃんや部下を集めては自慢している男性を一人や二人、ご存知なのではありませんか?

 

そもそも男性心理の中には、女性より上位・優位に立っていたいという願望があります。
つまり、自慢をすることで自分が優位に立ちたいというもの。
ある意味男の願望がそうさせるのですね。

 

しかし、どんなにモテても、どんなに成功を掴んでいても自慢しない人がいる。
いや、むしろ”本物”程自慢しないのかも…。

 

その違いは何でしょうか?
それは彼らの「自信」
自分を認め、信じる気持ちです。

 

一般的に自信がない男性ほど、自慢をしたがります。
気取ってみせるのです。
気取って自慢することで、あえてどれだけ自分が凄いのかをアピールしているのです。
そして周りから「すごい」と称賛されることで自分の自信に変えています。
多くの女性からもてることを自慢している男性は「どれだけ自分が男として魅力的なのか」をアピールしているし、認めてもらいたいのです。
周りから「すごいね」と言われることが認められることだと思って、自分を大きく見せているのです。

 

すでに自信がある男性は、わざわざ周りにアピールをしなくてもいいのです。
等身大の自分以上に大きく見せる必要はないのですから。

 

好みの女性の前で気取る男性

 

モテることを自慢する男性であっても、自慢話をする相手は選んでいることが多いようです。
誰彼構わず「俺はモテる」と言っているわけではありません。
彼等は、自分の好みの女性と出会った時に「モテ自慢」をする傾向にあります。

 

目の前の好みの女性から、少しでも魅力ある男性だと思われたいという心理から。

 

自慢することで、女性から「この人魅力的」と好意を抱かれるならいいのですが、自慢話しにウンザリされて「何一人で気取っているの」と影口を言われているなんてこともありますよね。

 

要は自信の無さの裏返しが気取りや自慢を繰り返させています。

 

自慢は、あまりにもくどいと聞いている方はイヤになってくるもの。
相手がウンザリしていることにも気づかず、自慢話しを繰り返している男性には、ただただ話しを聞いて流すことしかないようです。