浮気が原因で離婚しないために大切なポイント

「浮気はしない」
そう、信じ切っていた夫の浮気が発覚したら、あなたならどうしますか?

 

浮気を知った直後から、今まで何も気に留めることも無かった夫の行動や言葉全てが疑い対象となり、信じられるものを失ってしまったかのような不安に襲われます。
人は信じられるものがないと不安でたまらないもの。
不安な精神状態というのは、とても居心地が悪いもの。
だから早くなんとか今の状態を脱出したいと答えを急ぎます。
浮気されたショックから考えたら、このような不安定な状態になるのもわかります。

 

ただ、「不安から早く脱出したい」=「早く安心できる状態に戻りたい」という答えを急ぐ気持ちは、より夫や浮気相手に意識が向くことを意味しています。
夫と浮気相手によって起こった事実。
自分以外の自分の知らないところで進行していた関係。
全てを明らかにして早く解決したい。
明らかにするためには、夫や浮気相手の知らなくていいことまで知ることになるかもしれない。
不安だけでなく、絶望感、愛されてない寂しさ、いい加減に扱われたという挫折感。自分の存在価値がなんなのかわからなくなる不安。

 

時々、夫に浮気された腹いせに自分も浮気をして見せたり、やけくそになったり、夫に対して感情的な態度を取り続ける方がいます。
「いつ別れるの。どうして浮気したの。いつ戻ってくるの?」
これではすべてが夫や浮気相手次第です。
これでは後々のあなたにとって決してプラスにはならないことを肝に銘じて置いてください。

 

もし、あなたが本当の意味で人として「自立」をしていて、彼と夫婦関係を続けていきたいと思っているのであれば、考え方を変えてみてはいかがでしょうか。
不安に迷走されて夫や浮気相手に視点をあわせることをやめて、自分に視点を集中するのです。

 

「どうせ一時的な浮気、戻ってくるでしょ。」
なんて腹を据えて毅然としてみる。
妻という立場だから出来る態度かもしれません。

 

そして、すぐに浮気問題が解決しなくても、しばらく客観的に見守る位の余裕を持つ。
これはなかなか出来ることではないのかもしれません。

 

どうせ焼けになるのなら、この時期自分磨きに時間とお金をかけてストレス発散してください。
心の余裕と外からの自分磨きで、あなたは浮気をされた妻という立場でありながら、どんどん魅力的になっていきます。

 

浮気がばれたことで、夫はあなたの態度を予想してくるでしょう。
攻撃される。罵倒される…。恐らく殆どの男性は感情的な妻を想像するはずです。

 

それがどうでしょう。
予想にも反して冷静で、なんだか以前よりキレイになった気がする妻。
その肝っ玉の大きさに脱帽する方は多いのではないでしょうか。
同時に「こいつにはかなわないな」と思ってあなたの元に戻ってくるかもしれません。

 

 

あなたが今離婚を考えていないということは、彼と夫婦であることを望んでいるということ。
これは別の言い方をすれば、彼を愛し続けることを選んだとも言えます。

 

あなたは彼をどんな風に愛したいですか?
離婚という局面を迎えた時こそ、愛したい自分を思い出してみてください。

 

恐らく殆どの方は、どんと構えて安定した気持ちで愛そうと思っているはずです。
その本来の「彼と築きたい関係、彼といる時にこうありたい自分」を思い出してみてください。

 

後はそこに出来るだけ焦点を合わせていくだけです。

 

自分磨きとなりたい時分に焦点を当てる。
それだけで恐らく夫は自らの過ちを振り返るようになるはずです。

 

責めずに反省させる。
それは妻がなせるわざかもしれません。

 

 

まとめ

 

焦点を自分自身にあわせる。
どんな夫婦になりたいのか。どんな風に彼を愛したいのかを思い出す。
不安定な気持ちの発散は自分磨きで行う。

 

どんな時でも、「心に余裕を持つ」事が一番大切なのかもしれないですね。