W不倫の浮気リスク

既婚者の浮気には、浮気相手が独身者のケース、相手も既婚者でW不倫のケースがあります。
どちらも浮気や不倫であることには変わりないのですが、ハタから見ているとW不倫のリスクの方が大きく思えます。
しかし、実際は独身者と浮気するほうが罪悪感を感じやすく、W不倫は罪悪感を感じにくいと言われています。
なぜなら、相手も自分と同じ立場なので、共に「割り切った付き合いをしている」という意識が働くからです。
浮気相手が独身者であれば「自分には家庭がある」ということが追い目になりますが、相手にも家庭があるのであれば、負い目を感じることがなくなります。
つまり、それだけ罪悪感も少なくなるということ。

 

罪悪感が少ないということは、浮気もずるずると続きやすいということ。
しかし、W不倫はリスクも二倍です。

 

 

ダブル不倫のリスク

1.バレる可能性

お互いに妻や夫がいるということは、浮気疑惑を抱く人も通常の浮気の二倍ということ。
また人目につく可能性も二倍。
バレる可能性は高いと言えるでしよう。
更に、万が一バレた時には、それぞれの親戚などを巻き込むことにもなり兼ねません。
迷惑をかける人も二倍になると言えるのかもしれません。

 

 

2.慰謝料

万が一バレた時に、相手の配偶者からの請求と自分の配偶者からの請求をWで応じる必要があります。
つまり支払いも二倍ということ。

 

3.失うもの

万が一離婚ということになれば、家庭を失うことなります。
W不倫は社会的にも受け入れられていませんので、非難の度合いも二倍以上ということになるかもしれません。
場合によっては、W不倫が原因で職を失う可能性だってゼロではありません。

 

W不倫はお互いが似た境遇であることから、秘密を共有する仲間意識も芽生えます。
それだけに罪の意識もリスクも感じづらくなってしまうのが特徴です。
だから、終わらせるきっかけも見つけづらく、ずるずる、だらだらと長い不倫関係を続けてしまうのも大きな特徴でしょう。

 

W不倫をしているのに意外にあっけらかんとしている印象の人が多いのはそんな理由からです。

 

しかし、いざばれた時の社会的制裁や失うものを考えると、リスクは半端ないものになります。
得るものより、失うものの方が多いと言えるW不倫。

 

万が一W不倫に本気になり、それぞれの配偶者と離婚し、二人が結ばれたいと望んでも、なかなかそう簡単には行かないものです。

 

伴侶がいながら恋をしてしまう可能性は、誰にでもあります。
絶対にないと言い切れる人はこの世の中にいません。
問題は、気持ちが動いた時に、その気持ちにブレーキをかけることが出来るか出来ないかの理性の違い。

 

家庭を持っている以上、万が一不倫が発覚した時には、二人だけの問題ではすみません。
お子さんをお持ちの方の場合は、子供を傷つけることにもなるでしょうし、子供の未来の可能性を変えてしまうかもしれないのです。

 

 

溺れることなく、リスクをしっかり考えた上で理性ある行動をしたいですね。