それでも浮気がやめられない

浮気をしている人の中には
「悪いってわかっているけど…やめられないんだよねぇ」なんて堂々と浮気宣言をしている方がいます。

 

「デートしているだけ。深い関係じゃないから」
「所詮ただの浮気だから」

 

ああ言えばこう言うではないですが、あれこれ言い訳を重ねては浮気を繰り返しています。
浮気=悪いこと(パートナーに申し訳ない)という意識がある方ならまだいいのですが、中には悪いことをしているという意識すらない方もいます。

 

一度や二度の浮気でも、された側はショックだし、傷つきもします。
それでも一度や二度で終わるなら「気の迷いだったのね」で済まされることもあるでしょう。
しかし、何度となく繰り返される浮気は、ただの浮気ではなく「浮気症候群」と言えます。
“症候群”とは、病的なことを指すですが、病的に頻繁に何度も繰り返される浮気は、まさに浮気症候群です。

 

昔の人がよくこんな事を言っていました。
「博打と女癖は治らない」
私個人は、この言葉をギャンブル依存症と浮気症はなかなか治すことが出来ない意味だと受け止めています。
ギャンブル依存やアルコール依存などと同じように「浮気依存症」とも言えるのかもしれません。

 

浮気依存症の特徴

男性の浮気は、男性ホルモンの影響があると言われています。
肉体的欲求から浮気をする男性に対して、女性の場合は精神的欲求から浮気をする傾向にあります。

 

同じ浮気でも、人それぞれ、男女によっても原因は異なります。
しかし、先ほどあげた浮気依存症、もしくは浮気症候群と呼ばれるような、何度も浮気を繰り返す人には、ある特徴があります。

 

1.浮気を繰り返す自分が好き(嫌いではない)

複数の女性と浮気を繰り返している自分は、それだけ女性からモテる。あるいは魅力があると捉えている節があります。

 

2.欲求を抑えられない

別の言い方をすれば、理性がきかないタイプ。
欲求にブレーキをかけることができません。

 

3.すべての結果は誰かのせい

浮気を繰り返してしまう原因は、常に自分ではなく誰かのせいだと考える傾向にあります。
浮気をしてしまうのは、パートナーである彼女がわかってくれないから。浮気相手の女性が強引だから…等、いつでも誰かのせいにしています。

 

4.今が楽しければそれでよし

後先の事を考えず、常に「とりあえず今が楽しければいいや」というタイプ。
実際に行動することによって、どんな結果を招くのか、相手の気持ちを考える余裕すらありません。
いわゆる快楽主義とも言えるかもしれませんね。
常に自分、今だけを見ている人でありながら、自己(自分の考え)がない人、相手に合わせない人とも言えるかもしれません。

 

浮気依存症の特徴を4つあげてみましたが、もう一つ共通点を上げるとしたら口癖かもしれません。

 

「だって」
「でも」
「そのうち」
「もう二度としないよ」
「仕方がない(しょうがない)」
こんな言葉を口ぐせのように繰り返し使う方が多いです。

 

特徴にもあげましたが、例えば浮気がばれてパートナーである彼女に責められたとします。

 

口では「悪かったよ。ごめんね」と言ったとしても、心底悪いとは感じていないかもしれません。
それは、自分が浮気に走ってしまうのは、自分を満たしてくれないパートナーや周りのせいだと思っている節があるからです。

 

ちょっと強く言えば「もうしないよ」と即答するのに、繰り返される浮気。
責めるほうは「話し聞いているの?」とイライラしますが、そのうち「言っても無駄」と諦めてしまう方さえいます。

 

このような浮気依存症の恋人(夫)を選んでしまった場合、悲しいけれど、浮気依存症が治る確率は極めて低いです。

 

特徴を見ていただくと察しがつくと思いますが、彼等の特徴はいわゆる生活態度にも怠惰なところがあり、責任感も欠けている節があります。
そんな彼等に浮気を責めたところで、その時は本気で謝っても、恐らくまた欲望に負けて繰り返してしまうはず。

 

「あの人の浮気は病気だから」と諦めるか、それが出来ず浮気の度に傷ついているのだとしたら、将来の自分のことを考えはじめたほうがいいのかもしれません。